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2010/04/15  20:16:20

以下、サイトから引用します。


「はやぶさ」の帰還がせまるなか、200911月、すべてのイオンエンジンの寿命がつき、
運用停止に追い込まれた。だが、われわれプロジェクトは、彼をあきらめさせることなく、
動くものはなんであれ動員してあらためて走りださせることに成功した。
 

いや走らせてしまった。
 

運用再開を喜ぶなかで、私は、若干複雑な気持ちも併せてもっていた。
「はやぶさ」は、本当は帰還を嫌がったのではないか。
知ってか、知らずか、「はやぶさ」を待ち受ける運命は、大気再突入で燃え尽きることだ。
もちろん、子のカプセルを運び、ともかくも所定のレールに載せた後にはなるのだが。


どうして君はこれほどまでに指令に応えてくれるのか?そんなにまでして。
イオンエンジンの運転が再開したとき、そんな気持ちをもってしまった。
われわれが、方策を考えあぐねていたならば、それは君を救う道だったかもしれない。
使命を全うするのか?それとも、いやいやをしたいのではないのか。
 

「はやぶさ」にはぜひがんばってほしい、と思う反面、その先に待つ運命は避けられないものかと思う。
空力的に大気でジャンプする案など、力を得ることもできるのだが、度重ねた検討によっても、
熱の壁が先に来てしまい、救えないことはわかっている。 

この帰還の運用には、一度きりのチャンスしかない。万全の備えが必要だ。
しかし、この万全さは、逆に、「はやぶさ」自身の最期を確実に演出してしまう残酷さにつながってしまう。
おもえば、この運命は、化学エンジンがつかえなくなった2006年の時点でわかっていたことなのだ。
帰って来るなというわけにはいかない。
 

万全の準備とは、冷酷な準備でもある。
「はやぶさ」が切り離すカプセルは、「はやぶさ」自身の思いを載せて、
次の後継機への「たまご」となると考えるべきなのだろう。「はやぶさ」自身もそれを望んでいるのだ。 

イオンエンジンによる長期の軌道制御が終了した3月末、君はどうしてそんなにまで、とふたたび思った。
けれど、その時、「はやぶさ」の覚悟が何であり、何を望んでいるのかが、わかった気がした。
たまごを受け取って孵(かえ)してあげること。それをしなくてはならない。 

満身創痍。ハードウェアとしては、たしかにそうだ。
しかし、自律機能や判断能力といったソフトウェア面は今までもちゃんと機能してきた。
けなげにもがんばった。ところが、最近は、「はやぶさ」の頭脳や感覚にも老化が現れてきている。
記憶であるRAM データレコーダにはビット反転が頻発し、頭脳であるDHU でも反転が発生、
感覚器であるジャイロも反転が起きやすくなってきていて、動作も今や確実でない。
そろそろ寿命が全うすることは、「はやぶさ」自身が感じているのかもしれない。
これ以上、長い飛行を続けるのは苦しいだろうと思う。無理だろう。 

この6月、「はやぶさ」自身が託したいことをやりとげられるよう運用すること、
彼が託すことをかなえてやることが、彼自身にとって最良な道なのだと、ようやく悟れたと思う。


だめ、ほんとにもうダメ。なけて泣けて。
ついでにこの歌も毎日聴いてるけど、毎日泣いてる。





リンクにはやぶさ特設サイトとJAXAを追加しました。

 


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2010/01/20  19:14:41
で、早速通勤の電車の中で単行本の方を読み始めたんですが

だめだよこれ読めないよ。前書き読んだだけで泣けてくる。

---以下引用

今、この瞬間も「はやぶさ」は、その飛翔を続けている。多くの人達が、その帰還をひたすら祈っている。
しかし、その刹那には、その行方を見失い、全ての機能が失われていく有様を目撃しなければならないのかもしれない。
日々、こうしたギリギリの運用を続けているチームに心よりのエールをお送り頂ければと思う。
「はやぶさ」の燃料は未だ尽きてはいない。地球に帰還するに際し、最も重要なものは
キセノン・ガスの残量ではなく、皆さんの応援である。

「はやぶさ」は人の情熱を推進剤とした、世界で初めての探査機なのである。


---引用終り
もう、数分で読むのやめますた。ぜってー泣くって。無理だって。

家でゆっくりじっくり読むとするよ。


2010/01/19  20:24:19
聡明なる諸兄はすでにご存じかと思いますが、”はやぶさ”がもうすぐカプセルを届けに還ってきます。
今やニッポンの科学技術テクノロジーのシンボルとも言っても過言ではない”はやぶさ”が還ってきます。

P1000163.JPGじつは去年のうちにこんな単行本を買っていたんですが
読まずに放置していました。ちょっと読んでみようと思います。

でもね、これね、横書きなんだよ中身。右開きて言うの? 数学とか英語の教科書とおんなじね。

俺だけかもしれないけど、単行本サイズでこの書き方はちょっと読みづらい。





102.jpgさて、こいつ。
amazonで見つけた、ぱっと見アレっぽい本。でも中身検索や紹介文みたら、
なんだこれプロジェクトXだよ。やばいすぐに発注しなきゃ。

もうダメだ帯の台詞で泣けてくる。

10億キロの旅路の果て
天歩艱難を乗り越えて

2010年6月、はやぶさ地球帰還



わかってますよ、はやぶさ本体は大気圏で燃え尽きるってことは。
でも、でもね、還ってくるってことでいいじゃん。「帰る」じゃなくて 「還る」ね。もうすぐ生まれた星に還ってくるんだよ。

ホントにもうここまでの道のりを振り返ると、JAXAの中のリアル真田さんたちの活躍に目頭が熱くなります。
そしてまるで意志があるかのような、中に人がいるんじゃないかと疑いたくなるような、
付喪神っているんじゃないかと思わせるような、”はやぶさ”の応答ですよ。涙なしでは語れませんよ。

ここ数日、2ch科学ニュース+のはやぶさスレに、リアル真田さんが降臨なさっています。
きっとものすごく忙しいと思うんですが、その的確かつフレンドリーなレスに感動を禁じ得ません。
おかげで稀にみる良スレと化しています。
そのリアル真田さんのレスの中でちょっと出てたんですが、この期に及んでまだ「こんなこともあろうかと」設計が仕込まれているみたいよ。
いったい何処まで我々を泣かせば済むのか”はやぶさ”よ。

世界中の人々が君の還りを待っています。


で、結局何が言いたいかというと、
いや、今回はやめておこう。
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